宇宙の産み落とした私生児

とよかわの西洋占星術について考えるブログ。鑑定依頼は件名「鑑定依頼」でこちらへ→astrotoyokawa@gmail.com

2021-01-01から1年間の記事一覧

【ホラリー占星術鑑定サンプル】なくしたものはどこですか?

今回は、鑑定依頼ではなく私が自分でホラリー占星術で悩みを解決させた例をご紹介します。一見些末なこんなこともホラリーで聞けるのかという例示、占断プロセスご紹介の意味もあります。【私の質問】 電池交換をしてきた腕時計をバッグに入れていたが、見当…

女殺しは自分殺し 横山茂雄『増補 聖別された肉体: オカルト人種論とナチズム』(創元社)レビュー

オカルティズムとは世界を非「正統的」な方法で認識、再編しようとする試みである。そのとき、オカルティズムは、ある意味で、「正統的」世界認識によって抑圧された私たちの無意識の欲望を映し出す鏡として、その欲望を保存し、あるいは肥大化させる容器と…

近況

久しぶりの更新になってしまいました。 簡単な近況ですが、オカルティズムとスピリチュアリズムの勉強として、横山茂雄著「聖別された肉体/オカルト人種論とナチズム」を読んでいます。とても面白い本なので読み終わったら、フェミニズムとも絡めてガッツリ…

ココナラで占い受付はじめました

なかなか腰が重くて動けなかったのですが、ココナラでホラリー占星術鑑定の受付を開始しました。よろしくお願いいたします。 https://coconala.com/users/1948728/

【ホラリー占星術鑑定サンプル】結婚できますか?

【クライアント様からのご質問】 結婚がしたくて、マッチングアプリでの婚活をはじめました。まだ誰とも会えてはいませんが、何人かとアポは取りました。会ってもないうちからまだ早いかもしれませんが、そもそもこのアプリで私は結婚相手と出会えるのでしょ…

【ホラリー占星術鑑定サンプル】秘密を打ち明けてよいですか?

【クライアント様からのご相談内容】 結婚前提で付き合っている恋人がいます。自分には恋人にまだ話していない、過去のとある行いがあります。(詳しく書いていただきましたが、割愛)結婚に際して僕はこれをつまびらかにするべきでしょうか、それとも墓まで…

【ホラリー占星術鑑定サンプル】仕事をやめてもよいですか?

以前の鑑定サンプルと似ていますが、今回も仕事関連のご質問となります。以前からちょくちょく職場のことでご相談をいただいていたクライアント様から、概略ではありますが以下のように鑑定ご依頼をいただきました。【ご質問内容】 直属の上司との関係がこじ…

【勉強】デボラ・ホールディング「The houses/tenples of the sky」を読んだ

①この本について 電子書籍にて、デボラ・ホールディングの「The houses/tenples of the sky」(1998年初版)を読みました。その名の通り、伝統占星術を学ぶ上で、正確な理解が必須となるハウスシステムのみに焦点をしぼって解説された名著です。 例えばモダン占…

【ホラリー占星術鑑定サンプル】この人と結ばれますか?

少し前ですが、クライアント様から下記のご相談をいただきました。今回は、恋愛についての鑑定依頼です。許可を取って転載いたします。【ご相談内容のまとめ】 仕事で知り合った同年代男性が、何かと自分に気があるようなそぶりをしてきて、困惑半分嬉しさ半…

この融合願望の正体は何か/"距離梨"、マザコン、聖母の心理分析

もくじ 1 はじめに/”梨”との遭遇 2 融合願望とは何か 3 帰属願望と化した融合願望 4 融合願望はなぜあるのか 5 おわりに 1 はじめに/”梨”との遭遇 あなたは今まで、こんな人に出会ったことはないだろうか。 知り合ったばかりの彼/彼女は、大変に気さく…

生きるとは汚れることだ…物理的に

10代の私が部屋を片付けようと、意を決して使わなくなった雑貨を黒いゴミ袋に放り込んでまとめると、次の日、母が怒っている。 「さっちゃん、ひどい。ママのもの勝手に捨てるなんて」 買い物好きの母が買った、家具から小さなファンシー雑貨までさまざまな…

【ホラリー占星術鑑定サンプル】転職すべきでしょうか?

先日、下記のようなご依頼をいただきまして、ホラリー占星術でのリーディング(鑑定)を実施させていただきました。 実際にクライアント様にお届けするリーディング文のサンプルとして格好のケースと思われますので、許可を取って掲載いたします。【クライアン…

自己虐待を乗り越えて、心と体の繋がりを取り戻す

いつも読んでいただいてありがとうございます。今回は、まとめ的な記事なので、いままでの記事と内容がかぶることが多々あると思いますが、ご寛恕下さい。 さっそくですが、いままでの繰り返し。 女性とはこの社会で、他人の世話を焼くために生産されている…

禍福はあざなえる縄…2020年を振り返る。

2019年の暮れから2020年の暮れ、約一年間のあいだ、年女の私は三回目のジュピター・リターン(木星回帰)を迎えた。 占星術を学んでから、ジュピター・リターンを迎えるのは実はこれが初めて。今年は拡大の年かな? 何が起こるのか? ワクワクとしていた。同時…